Tag Archive for 佐渡裕

【CD】ラヴェル作品集 /辻井伸行&佐渡裕&トーンキュンストラー管

 ピアノ協奏曲は気心が知れたコンビによる鮮度の高いライヴ録音。全体に辻井の瑞々しいピアノが光り、中でも第2楽章冒頭の長いソロの味わい深さに進境が示されている。さらには第3楽章の生き生きとした疾走感も心地よい。管弦楽曲も好演揃いで、特に「亡き王女のためのパヴァーヌ」のしなやかさと絶妙な抑揚、「ダフニスとクロエ」の精緻さと…

アーティストメッセージ(3)〜佐渡 裕

 私が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センターは、15年前に阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして開館し、以来、皆さんの“心の広場”でありたいと願い活動してきました。今はそのセンターも公演の中止を余儀なくされ、兵庫芸術文化センター管弦楽団も集まって演奏することはできません。  しかし、こういう時だからこそ音楽家とし…

佐渡 裕(指揮)

優れた歌手たちが揃ってこそ、アンサンブル・オペラとしての《ラ・ボエーム》を上演できるのです  兵庫県立芸術文化センター、毎夏恒例の佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ。今回はプッチーニの人気作《ラ・ボエーム》を取り上げる。2020年は兵庫県立芸術文化センター開館15周年にあたり、佐渡もいつにも増して意欲的。オペラへの意気込…

【CD】マーラー:交響曲第2番「復活」/佐渡裕&トーンキュンストラー管

 佐渡裕、交響曲第5番に次ぐトーンキュンストラー管とのマーラーは「復活」。オケの柔和な響きを十全に活かし、決して力ずくに叫ばない美しい演奏。しかしそこは佐渡、緩急に富んだテンポ設定―殊に両端楽章―でこの大曲を見通しよくダレずに聴かせることに成功している。より大向う受けを狙った「派手な」演奏はあるだろうが、最近の佐渡の成…

文京シビックホール 20周年記念公演ラインアップ

記念年を寿ぐファン垂涎の充実のコンテンツ  2000年春にオープンした文京シビックホールは、大小2つのホールを有し、音楽から、バレエ、歌舞伎、伝統芸能、演劇、落語まで広く区民に親しまれているが、とりわけ音楽は、その独自の企画から地域住民以外のファンにも注目されている。そして、この秋から来年秋にかけて、20周年記念公演を…

東京フィル2020シーズンプログラム発表〜東京フィルフレンズ優先発売は9/21(土)より

 東京フィルハーモニー交響楽団が、2020シーズン定期演奏会のラインナップを発表した。同楽団は2020年より、1月から12月までを1シーズンとする暦年ベースのシステムに移行し、新シーズンも同楽団が特別な関係を築いてきた3人のマエストロ、チョン・ミョンフン、アンドレア・バッティストーニ 、ミハイル・プレトニョフを中心に、…

【CD】ハイドン:天地創造 /佐渡裕&トーンキュンストラー管

 まぎれもなく“ウィーンのハイドン”だ。歴史的奏法や楽器による温かくも鋭角的な音と、それをまとめて雄大でヒューマンな好演を作り上げているのは、佐渡裕の熱い指揮であることは間違いない。一方で、ウィーンの楽団が“黄金の”楽友協会ホールでウィーン古典派を演奏するときならではの、ローカルだが輝かしい、確信に満ちた響きがするのも…

【CD】ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝10周年記念アルバム/辻井伸行

 世界的なピアニストとして活動を展開する辻井伸行。キャリア躍進の大きなきっかけとなったのが2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでの優勝だ。本盤はこれまでの10年間の彼の軌跡。2枚それぞれに独奏曲と協奏曲が収められ、辻井の技術、表現力の進化の過程を追うことができる。彼の魅力は柔らかな響きの美音だが、年を…

2019年4月発売のおすすめチケット情報

■4/6(土)発売 佐藤俊介とオランダ・バッハ協会管弦楽団 2019.9/30(月)19:00 浜離宮朝日ホール 佐藤俊介(ヴァイオリン/オランダ・バッハ協会 音楽監督) オランダ・バッハ協会管弦楽団 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052Rより第1楽章 ピゼンデル:ダンスの性格の模倣 ヴィヴァルデ…

新ホール「フェニーチェ堺」 10月にグランドオープン!

大阪・堺が新たな文化発信地に──最先端の設備と多彩なオープニングのラインナップ    今年の10月1日、いよいよ「フェニーチェ堺」がグランドオープンする。大阪の中心地・難波からホール最寄り駅の堺東駅まで電車で10分ほどという至便の地に、新しい芸術文化の殿堂が生まれる。「フェニーチェ堺」とは、大阪第二の都市・堺…