Tag Archive for ユーリ・テミルカーノフ

ユーリ・テミルカーノフ(指揮) 読売日本交響楽団

重いメッセージを孕む20世紀の傑作と古典派作品の愉悦  ユーリ・テミルカーノフの指揮で、ショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」を聴ける。しかも、いま国内随一の迫力のサウンドを誇る、読売日本交響楽団の演奏で。今年度屈指の聴きものと言えるだろう。  タイトルは、第二次大戦中ナチスによってユダヤ人が虐殺された、旧…

【CD】ベートーヴェン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 /庄司紗矢香&テミルカーノフ

 庄司紗矢香、満を持してのベートーヴェン&シベリウスの協奏曲録音は驚くべき名演奏で、もはやこれは大家の芸だろう。特に前者。テミルカーノフの作り出すゆったりと深みのあるサポートの上で、庄司はあらゆるフレーズの細部にまで丁寧で血の通った表情を纏わせているが、それにしてもその繊細さは驚くべきもの。流れも自然でその音楽は清流の…

速報!読響が2019/2020シーズンプログラムを発表

 読売日本交響楽団が2019年度(19年4月〜20年3月)シーズンの日程とプログラム、出演者を発表した。新シーズンは、ドイツの名匠セバスティアン・ヴァイグレが第10代常任指揮者に就任、R.シュトラウス「英雄の生涯」、マーラーの交響曲第5番、ブラームスの交響曲第1番など王道のドイツ作品で読響の新たな時代の幕開けを告げる。…

【指揮者変更】2018北九州国際音楽祭

国際的演奏家が北九州を彩る豪華な音楽祭 *指揮者変更のお知らせ サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団公演で指揮を予定していたユーリ・テミルカーノフは、健康上の理由により、やむなく降板することになりました。代役として同オーケストラ指揮者(副芸術監督)のニコライ・アレクセーエフが指揮を務めます。詳細は下記ホームペ…

【指揮者変更】至高のオーケストラ・シリーズ2018 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、バイエルン放送交響楽団

海外の名門3楽団が得意のプログラムを携えて来日! *指揮者変更のお知らせ サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団公演で指揮を予定していたユーリ・テミルカーノフは、健康上の理由により、やむなく降板することになりました。代役として同オーケストラ指揮者(副芸術監督)のニコライ・アレクセーエフが指揮を務めます。詳細は下…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮) 読売日本交響楽団

剛毅で気骨あふれる音楽  テミルカーノフの物静かで落ち着いた語り口からは、思索深い知性の人という印象を受ける。ところが指揮棒を使わず、すっと両手をあげ柔らかく振りおろすと、その腕先からはぴしっと規律が行き届いた、剛毅で気骨あふれる音楽が流れ出す――このギャップがたまらない。  2015年に読響の名誉指揮者に就任したこと…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮) サンクトペテルブルグ・フィル

ロシアの名門オーケストラが“伝家の宝刀”を披露  貴族のような柔らかい物腰で、テミルカーノフが登場する。指揮棒をもたず、優雅に持ち上げた両手が宙空でなだらかな円を描くと、次の瞬間、強烈に硬派な音楽が聴き手を襲う。初めて実演に接した時から、このギャップにやられてしまった。独特なオーラをもった指揮者である。  近年は読響な…

文京シビックホール15周年記念公演 テミルカーノフ & 読響

ホールの15周年を祝う、巨匠渾身の大交響曲  ロシアの巨匠ユーリ・テミルカーノフは、文京シビックホールを特別視している。2011年、手兵サンクトペテルブルク・フィルを率いて初登場した際、その音響と聴衆の反応に感銘を受けた彼は、「合唱が加わるマーラーの交響曲第2番『復活』を、ぜひこのホールで取り上げたい」と要望。14年の…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

楽団員の一体感を誇りに思います  賢人の風格、とでも言うのだろうか。インタビューの場となった一室に入ってきたとき空気がフッと和らぎ、静かに語り出すその内容には言葉の重みが感じられる。ユーリ・テミルカーノフは間違いなく現在のロシアを代表するマエストロであり、ショスタコーヴィチらが生きた旧ソビエト時代から混乱の90年代を経…