第27回ブラームス国際コンクールで日本勢が活躍

8月30日から9月6日までオーストリア南部のペルチャッハで第27回ブラームス国際コンクールが行われ、ヴィオラ部門で近衞剛大、声楽部門でソプラノの森野美咲が優勝した。また、ヴィオラ部門では第2位に有冨萌々子、第3位に湯浅江美子が入賞し、森野の伴奏を務めた木口雄人が最優秀伴奏者賞に選ばれるなど、日本勢が活躍した。

近衞はアムステルダム音楽院で学び、今井信子らに師事。これまでに、2018年の第67回ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位入賞、同年の第4回東京国際ヴィオラコンクール特別賞などを受賞している。森野は東京藝術大学卒業後、ウィーン国立音楽大学大学院を修了。第87回日本音楽コンクールで優勝し、ウィーンを拠点に活動している。

Internationaler Johannes Brahms Wettbewerb
https://www.brahmscompetition.org