原田慶太楼が東京交響楽団の正指揮者に就任

C)Claudia Hershner

 東京交響楽団は、原田慶太楼が正指揮者(Associate Conductor)に就任することを発表した。任期は2021年4月から24年3月末までの3年間。

 原田と東響の初共演は16年11月のフレッシュ名曲コンサートで、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」のほかアメリカ作品を演奏。今年3月と6月には、無観客動画配信「東京交響楽団 Live from Muza!」へ出演し好評を得た。

 原田は早くからアメリカで学び、20歳でジョージア州メーコン交響楽団アシスタント・コンダクターに就任。06年、21歳でモスクワ交響楽団を指揮してデビューした。ロリン・マゼールの薫陶を受け、タングルウッド音楽祭では「小澤征爾フェロー賞」を受賞。この7月からはアメリカ・ジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督を務めるなど、その音楽性への評価は高く、欧米を中心に活躍している。

 今回のポスト就任について、原田は次のようにコメントを寄せた。
「私は主にアメリカを拠点に活動してまいりましたが、この度、日本において初めてポジションを持ち、東京交響楽団とファミリーになれた事をとても嬉しく、また、時間をかけてプロジェクトや将来を作って行けることをとても楽しみにしております。そして、音楽監督ジョナサン・ノット氏のヴィジョンにプラスになる存在でありたいと思っています。クラシックだけではなく、ポップス、ジャズ、映画音楽など、アメリカでの演奏活動で培った音楽をボーダレスに東京交響楽団と一緒に、日本の皆様に紹介して行きたいと思います。私が最も大切にしている教育音楽にも力を入れ、日本の子どもたち、学生たちにクラシック音楽の素晴らしさを伝えたいと思います。コンサート会場でお目にかかれますことを楽しみにしております」

 就任記念演奏会は21年4月定期演奏会で、ショスタコーヴィチの交響曲第10番ほかを披露する予定。


【東京交響楽団 直近の共演予定】

◎2020.8/10(月・祝)フェスタ サマーミューザKAWASAKI 2020 フィナーレコンサート
指揮:原田慶太楼 ハープ:景山梨乃(東京交響楽団首席ハープ奏者)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
グリエール:ハープ協奏曲
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

◎2020.9/13(日)名曲全集第159回
指揮:原田慶太楼 ピアノ:鐵 百合奈
スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第0番
プロコフィエフ:交響曲 第5番


東京交響楽団
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