高崎芸術劇場は芸術監督に大友直人が就任することを発表した。同劇場は、新しい総合芸術の殿堂となること、そして創造的芸術活動への取り組みの実現を目指し芸術監督を新設。大友は2013年から19年まで群馬交響楽団の音楽監督を務めるなど群馬へのゆかりが深く、高崎市の文化芸術について理解があり、音楽プロデューサーとしても舞台芸術に精通しているとして、初代監督に選ばれた。近年は既成のジャンルにとらわれない新しい試みにも積極的に取り組んでいる大友。「都市は劇場であり、劇場は都市である」という理念を持つ同劇場と、大友が高崎から発信する新たな都市文化の創造に期待が高まる。