原田英代ピアノ・リサイタル 第4回〈統一〉

ドイツとロシアの作品解釈を演奏とレクチャーで深く掘り下げる

C)Uwe Arens

 原田英代はジュネーヴ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコンクール優勝などの入賞歴を誇り、現在はドイツを拠点に活躍するピアニスト。ロシア・ピアニズムの神髄を伝える伝説的指導者、ヴィクトル・メルジャーノフの薫陶を受けた彼女はロシア音楽の正当な継承者であり、国際的な演奏活動や幅広い見識を活かしたレクチャーなどでそれを広く伝えている。

 そんな原田が2017年からHakuju Hallで行っているコンサートシリーズの第4回のテーマは「統一」。ロシアの作曲家たちにも多大な影響を与えたベートーヴェン(ピアノ・ソナタ第31番)とシューマン(「ダヴィッド同盟舞曲集」)で開始し、ロシアの精神と西洋音楽を融合させた作曲家であるチャイコフスキー(「四季」)とラフマニノフ(ピアノ・ソナタ第2番)へと続いていく。ドイツ“的”な音楽とロシア“的”な音楽の違いは何か…それが示されるリサイタルとなるだろう。リサイタルの4日前に開催されるレクチャーにも注目だ。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2020年2月号より)

レクチャー 
2020.3/13(金)19:00 白寿生科学研究所 本社ビル2階・大研修室
リサイタル 
3/17(火)19:00 Hakuju Hall

問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700 
https://www.hakujuhall.jp

  • La Valseの最新記事もチェック

    • ソウルのソさんを訪ねて | 川口成彦のフォルテピアノ・オデッセイ 第7回
      on 2020/02/17 at 01:00

      2018年、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで見事第2位に入賞し、一躍脚光を浴びた川口成彦さん。現在、アムステルダムを拠点に演奏活動をおこなう傍ら、世界中の貴重なフォルテピアノを探し求めて、さまざまな場所を訪ね歩いています。この連載では、そんな今もっとも注目を集める若きフォルテピアノ奏者による、ほかでは読めないフレッシュな情報満載のレポートを大公開します! 第7回 ソウルのソさんを訪ねて [&#8230 […]