コンセルトヘボウ管で培った黄金の響き

ヴィム・ファン・ハッセルト ©Marco Borggreve
ベルリン放送交響楽団を経て、2009年から14年まで、オランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で活躍したファン・ハッセルト。現在はスイスを拠点に、ソロ活動やアンサンブルへの参加、マスタークラスで後進の指導にあたるなど、国際的な活動を続けている。
ベラルーシ出身の実力派ピアニスト、ヴィタリー・スタヒエヴィチと共演するステージ。ニニ・ロッソ「夜空のトランペット」などトランペットのためのオリジナル曲から、サン=サーンス「白鳥」やバッハ「主よ、人の望みの喜びよ」、さらに「川の流れのように」など日本人の心を掴む旋律まで。時にフリューゲルホルンやピッコロトランペットにも持ち替えて、変幻自在のプレイで魅せる。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2019年12月号より)
2019.12/9(月)14:00 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
問:光藍社チケットセンター050-3776-6184
チケットふちゅう042-333-9999
http://www.fuchu-cpf.or.jp/theater/