豪華アーティストが集結し、アニバーサリーを彩る充実のステージ
岐阜市にあるサラマンカホールは1994年に開場、今年で25周年を迎える。それを記念して豪華なアーティストを集め、25周年記念ガラ・コンサートが11月16日に開催される。出演するアーティストの顔ぶれを紹介すると、ウィーン・フィルの元コンサートマスターで、現在も活躍を続けるライナー・キュッヒルをはじめ、フルートの工藤重典、ギターの荘村清志、ピアノの仲道郁代、チェンバロの曽根麻矢子、オルガンの石丸由佳、ウィーン・フィルのチェロ奏者であるベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク、ピアノのユリアン・洋・ヘーデンボルク、チェロの新倉瞳。その他に、サラマンカホール・フェスティバル・オーケストラも参加して、華を添える。司会はフリー・アナウンサーの朝岡聡。
プログラムとして予定されているのは、ボルヌの「カルメン幻想曲」(フルートとギター)、J.ウィリアムズの「スター・ウォーズ」メドレー(オルガン)、J.シュトラウスⅡの「美しき青きドナウ」(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)、ヴィヴァルディ「2つのチェロのための協奏曲」(チェロ2本、チェンバロ、オーケストラ)など、ガラ・コンサートにふさわしい多彩なものである。同時に、楽器の組み合わせも多様で、まさにこの日だけの一期一会のコンサートになることは間違いない。ホールの客席数が708席とクラシック音楽の鑑賞に適したサイズで、そこにオルガンも設置されている。このユニークなホールの歴史を振り返りながら、豪華な共演を楽しみたい。
文:片桐卓也
(ぶらあぼ2019年10月号より)
2019.11/16(土)15:00 岐阜/サラマンカホール
問:サラマンカホール チケットセンター058-277-1110
https://salamanca.gifu-fureai.jp/