レイ・チェン(ヴァイオリン)

ストラドで魅せる煌めく才能

 未来へと飛翔する俊英の“いま”を体感したい。2009年にエリザベート王妃国際音楽コンクールを制して、瞬く間にスターダムを駆け上った若きヴァイオリンの名手レイ・チェン。台湾に生まれ、幼少時から頭角を現し、エリザベートでは最年少出場者にして優勝、昨年はノーベル賞コンサートへの出演で強烈なインパクトを残し、今年2月にはカーネギーホール・デビューも実現。今回の来日リサイタルでは、バッハの無伴奏パルティータ第3番を。そして、フランスのピアノの名手、ジュリアン・クエンティンと共演し、モーツァルトの第29番とプロコフィエフの第2番、2つの名ソナタに、サラサーテ「ハバネラ」「プレイラ」「ツィゴイネルワイゼン」を添えて披露。彼の幅広いレパートリーの粋とも言うべき佳品を、ストラディヴァリウスの豊潤な音色で聴かせる。また、このステージに先立ち、ユベール・スダーン指揮の東京交響楽団定期にも登場。ソリストとして、シベリウスの協奏曲を弾く。

文:笹田和人
(ぶらあぼ2013年11月号から)

★11月5日(火)・浜離宮朝日ホール ローチケLコード31459
問 コンサートイマジン03-3235-3777 http://www.concert.co.jp
東京交響楽団との共演
11/3(日・祝)・ミューザ川崎シンフォニーホール ローチケLコード31991
11/4(月・休)・サントリーホール
問 TOKYO SYMPHONYチケットセンター044-520-1511

Photo:Chris Dunlop

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