指揮者の今村能 ポーランド文化功労章を受勲

 指揮者の今村能(いまむら・ちから)が10月10日、ポーランド政府よりポーランド文化功労章を受勲、17日駐日ポーランド共和国大使館で授章式が行われた。

 今村は1983年第2回フィテルベルク国際指揮者コンクール第1位優勝。以来ワルシャワ・フィルハーモニー、ポーランド国立放送交響楽団、クラクフ・フィルハーモニー、シンフォニア・ヴァルソヴィア等を長年にわたり指揮。2000年〜2002年までポーランド国立歌劇場常任者を務めた他、2008年イタリア・ポーランド・ベルギー共同制作・ヴロツワフ歌劇場「サムソンとデリラ」音楽監督。2010年在ポーランド日本国大使館・ポーランド国立歌劇場共催「日本・ポーランド国交樹立90周年 『日本の夕べ』」を指揮。2013年、日本ルトスワフスキ協会会長に就任、国内でもポーランド音楽の紹介を積極的に行っている。

Photo : Kiyotane Hayashi