今年10月30日から11月4日にかけて東京と大阪で開催される、「BBC Proms JAPAN 2019」の記者発表が3月19日に駐日英国大使館にて行われ、駐日英国大使のポール・マデン、BBCラジオ3/BBCプロムス/BBCパフォーミング・グループス最高責任者のアラン・デイヴィー、HarrisonParrott代表取締役のジャスパー・パロット、ヴァイオリニストでBBC Proms JAPAN 2019 PRアンバサダーの葉加瀬太郎、株式会社大和証券グループ本社広報部長の竹内由紀子、ぴあ株式会社上席執行役員ライブ・エンタテインメント本部本部長の東出隆幸が登壇した。
(2019.3/19 駐日英国大使館 Photo:M.Otsuka/Tokyo MDE)
1895年よりスタートした「BBC Proms」は、ロンドンを中心に毎年夏(概ね7月から9月にかけて)に行われる、世界最大級のクラシック・ミュージック・フェスティバル。
デイヴィーは今回の日本での開催について「日本、そしてアジアで初めてのプロムス開催となります。プロムスの物語になんと素晴らしい新たなチャプターが加わることでしょうか。私どもはプロムスを特別なものにしてきました。すべての要素を日本に持ってまいります」と語った。
そして葉加瀬は「プロムスは僕の愛する英国音楽の宝です。今回僕はこの記念すべき公演のアンバサダーという、大変名誉な仕事を仰せつかりました。クラシック音楽を心の底から皆で楽しむ。長年培ってきたプロムスの精神をしっかりと引き継ぎ、楽しく美しい音楽を日本にも伝えられたらと願っています」と述べた。
日本初開催となる今回、BBCスコティッシュ交響楽団が、同楽団首席指揮者であり、デンマーク出身のトーマス・ダウスゴーに率いられ初来日を果たす。
また、主軸となるクラシックコンサートにはユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)、ワディム・レーピン、三浦文彰(以上ヴァイオリン)、宮田大(チェロ)ら、数々のアーティストが出演。ジャズコンサートには、リー・リトナー(ギター)とデイヴ・グルーシン(作・編曲/ピアノ)、挾間美帆(作・編曲/指揮)らが登場。
プロムス恒例のエルガー「威風堂々」第1番が演奏される注目の最終夜「Last Night of the Proms」では、葉加瀬が自身の楽曲をオーケストラと共に演奏する他、森麻季(ソプラノ)、ジェス・ギラム(サックス)、レーピンらが出演する。
BBC Proms JAPAN 2019
https://www.bbcproms.jp/