クラシックの名旋律をジャズアレンジで愉しむ
ジャズとクラシックのボーダーを自在に越境するピアニスト/コンポーザー、細川千尋が、Hakuju Hallのスーパー・リクライニング・コンサートに登場する。
2013年、モントルー・ジャズ・フェスティバルのソロ・ピアノ・コンペティションでファイナリストとなって以来、様々なシーンで大きな注目を集めている細川。近年は鳥越啓介(ベース)、石川智(ドラムス/パーカッション)でのトリオ・アクトも話題沸騰中だが、今回はリクライニング・コンサートとあってソロでのパフォーマンスを披露。クラシックで培った美しいタッチを存分に楽しめる趣向となっている。プログラムも、細川自身のアレンジによるグノー=バッハ「アヴェ・マリア」や「パガニーニの主題による“ジャズ”変奏曲」からガーシュウィン「サマータイム」などのジャズ・ナンバー、さらにはオリジナル曲「I’m home!」まで多種多彩。ジャンルを超えて、すべての音楽ファンが楽しめること間違いなしのコンサートに、ぜひ足をお運びあれ。
文:藤本史昭
(ぶらあぼ2019年4月号より)
第144回 スーパー・リクライニング・コンサート
細川千尋 ジャズ・ピアノ リサイタル
2019.4/26(金)15:00 19:30 Hakuju Hall
問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700
https://www.hakujuhall.jp/