Hakuju サロン・コンサート vol.2 熊本マリ(ピアノ) スペインの熱い夜

スペインにまつわる美しき小品を集めて

©Shimokoshi Haruki/衣装提供:ヒロココシノ

 マドリード音楽院、米ジュリアード音楽院、英国王立音楽院などで学び、2016年にデビュー30周年を迎えたピアニストの熊本マリ。国際的なピアニストとして活躍する他、明るいキャラクターや軽妙なトークでも人気だ。幅広いレパートリーをもち、様々な分野の著名人とのコラボレーションなど、多彩な活動を行っており、彼女のコンサートは常に多くの注目を集めている。
 そんな熊本が「Hakuju サロン・コンサート」シリーズに登場。「スペインの熱い夜」と題し、彼女が幼少期を過ごし、アイデンティティの確立に重要な役割を果した、スペインの空気を存分に感じることのできるプログラムを披露する。アルベニスやグラナドスなどの作品はもちろん、ピアノ曲全集を初めて完成させ、日本にモンポウの名を広く紹介してきた熊本が奏でるモンポウの作品には、特に注目したいところ。輝かしい音色と情熱的な音楽づくりによって紡ぎ出される演奏は、スペイン音楽の魅力を存分に伝えてくれるはずだ。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2019年4月号より)

2019.5/15(水)19:00 Hakuju Hall
問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700 
https://www.hakujuhall.jp/

  • La Valseの最新記事もチェック

    • 勉強することが好き。調べることが好き〜アマランタをめぐって| ヴィタリの心の歌 第6回
      on 2020/01/24 at 02:49

      F.P.トスティの作品は歌曲だけでも350以上です。あるインタビューのときに「トスティの歌曲の魅力、彼の特徴は何ですか?」と聞かれて、私はすぐに答えました。「トスティの歌曲の中で美しくない曲はありません」。 もちろん、「ラ・セレナータ」「マレキアーレ」など、カンツォーネのような曲が一番知られているけれど、トスティの素晴らしい才能をきちんと理解するためには彼の芸術歌曲を聴いた方がいいと思います。特に [&#8230 […]