バルトークと近現代作品を味わう愉悦
9月の〈その3〉は、マルタンの擬古典的な透徹した作風の四重奏曲と、ヤナーチェクの鮮烈かつユニークを極める名作の第2番「内緒の手紙」。そして約15分と短時間ながら多彩な技巧と表現が凝縮された、大変な難曲にして名品であるバルトークの第3番と、コンセプトにふさわしい作品が並ぶ。古典四重奏団の緊張感ある実演と、チェロの田崎瑞博によるわかりやすいレクチャーで、耳と頭が刺激される有意義な時間になるはず。
文:林 昌英
(ぶらあぼ2018年9月号より)
その3の昼 2018.9/24(月・祝)14:30
その3の夜 2018.9/28(金)19:00
近江楽堂(東京オペラシティ3F)
問:ビーフラット・ミュージックプロデュース03-6908-8977
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