東京オペラシティB→C 根本めぐみ(ホルン)

天性のセンスで魅せるホルンの多彩美

 聴くと全身心地よいのがホルンの魅力。6月の東京オペラシティ『B→C』に、それをてらいなく体感させる若き名手・根本めぐみが登場する。東京藝大出身の彼女は、2015年の日本管打楽器コンクール第1位をはじめ、数々のコンクールで入賞し、ソリストとして東響等と共演。現在は東京ニューシティ管や神戸市室内管の奏者を務めている。特長は、自然で柔らかな音色、音楽に優しく寄り添うアプローチ、そして技術の高さを意識させない音楽的センス。
 2度目のリサイタルとなる今回は、日本ホルン・コンクールのために書かれた西村朗の高難度の無伴奏ソナタ、シューマンの超名曲、ピアノの蓋にホルンのベルを向けて響きを残すといった特殊奏法が面白いキルヒナーの作品、バッハの王道無伴奏チェロ組曲、「綺麗な曲を」と委嘱した藝大の後輩・森亮平の新作、シューベルトのピアノ・ソナタ第20番が引用されたマドセンのソナタと、バラエティ豊かなプログラムが興味をそそる。ここはぜひ、優しく美しい響き、超絶的かつナチュラルな演奏に身を浸したい。
文:柴田克彦
(ぶらあぼ2018年6月号より)

2018.6/19(火)19:00
東京オペラシティ リサイタルホール
問:東京オペラシティチケットセンター03-5353-9999
http://www.operacity.jp/

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