横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ53 樫本大進(ヴァイオリン) & キリル・ゲルシュタイン(ピアノ) デュオ・リサイタル

精鋭二人のエキサイティングなデュオ


 ベルリン・フィル第1コンサートマスターを務める樫本大進が、ロシア出身のピアニストのキリル・ゲルシュタインとともに、横須賀を舞台にデュオ・リサイタルを開く。曲は二人が拠点とするドイツ、そしてオーストリアの作曲家たちによる王道のプログラム。ベートーヴェンのソナタ第2番、ブラームスの第3番、モーツァルトの第34番(K.378)、そして、R.シュトラウスのソナタ。古典派から後期ロマン派4人の大作曲家たちによるヴァイオリン・ソナタの名作がずらりと並ぶのは壮観だ。
 樫本にとってピアノのゲルシュタインは20代の頃からの旧友で、「どんな作品でも知的に独自の世界で弾きこなす」という才人。これまでに室内楽をともに演奏してきたが、デュオは今回が初めてだという。ソリストとしても目を見張る活躍を繰り広げる樫本と、ベルリン・フィルやウィーン・フィルをはじめ名だたる楽団との共演歴を誇るゲルシュタイン。まちがいなくエキサイティングな化学反応が起きるはず。
文:飯尾洋一
(ぶらあぼ2018年5月号より)

2018.7/1(日)15:00 よこすか芸術劇場
問:横須賀芸術劇場046-823-9999
http://www.yokosuka-arts.or.jp/

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