世界最高峰のテクニックを享受するチャンス
イギリス人として初めて、ウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者となり、現在はベルン芸術大学教授として、後進の指導にも力を注ぐイアン・バウスフィールド。そして、サイトウ・キネン・オーケストラに参加するなど、日本とヨーロッパを舞台にボーダーレスな活躍を続ける玉木優。そんな2人の世界的名手が若者たちに奥義を伝え、美しい音色も存分に披露する「トロンボーンアカデミー&コンサート」が東京で開かれる。
「アカデミー」は、3月7日からの6日間と、14日(アンサンブルレッスン)。受講生は、プライベートレッスン(3回)とアンサンブル(1回)の「セット」(12人)と、プライベート(1回)のみの「シングル」(8人)を募集。聴講もできる。セット受講生は15日に開くアカデミーコンサートで、玉木の主宰する「トロンボーン合奏団 WA!!」と共演。さらに、玉木とバウスフィールドがピアノの城綾乃を伴い、デュオで妙技と美音を披露する。また、2人は兵庫のデュオ・リサイタルでも、その魅力を伝える。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2018年3月号より)
アカデミーコンサート
2018.3/15(木)19:00 新宿文化センター
デュオ・リサイタル
2018.3/20(火)19:00 兵庫県立芸術文化センター(小)
問:プロアルテムジケ03-3943-6677
http://www.proarte.co.jp/
他公演
2018.3/18(日)名古屋/宗次ホール(052-265-1718)