今年は懐かしのTVドラマシリーズも登場
4月8日に開催される「オーケストラで楽しむ 映画音楽Ⅷ」は、ミューザ川崎シンフォニーホールのホールアドバイザーを務める指揮の秋山和慶とジャズピアニスト佐山雅弘による人気企画の第8弾。『シェルブールの雨傘』『禁じられた遊び』『第三の男』『ゴッドファーザー』『ウエスト・サイド物語』といった往年の名画からのナンバーを演奏するほか、新たな試みとして、『奥さまは魔女』『刑事コロンボ』『ルート66』等、昔懐かしテレビ・シリーズの音楽も取り上げる。「オーケストラとダンスの素敵な関係」と銘打ったコーナーでは、ピアソラの「リベルタンゴ」やラヴェルの「ボレロ」、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」のワルツといった有名曲にのって、谷桃子バレエ団のダンサーが登場、同団プリンシパルの三木雄馬振付による踊りを披露する。土曜の昼下がり、親しみ深い名曲の数々を、オーケストラの華麗な演奏によって楽しむことができる好企画だ。
文:藤本真由
(ぶらあぼ 2017年4月号から)
4/8(土)15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/