ウィーンからの素敵なクリスマス・プレゼント
今回の来日公演はクリスマス向けのプログラム。ファンには待望の新曲がたっぷり聴けそうなのがポイントだ。バレエ組曲「くるみ割り人形」こそチャイコフスキー名義のクレジットだが、後は「動物の謝肉祭」からの「象」も「リゴレット幻想曲」も《ユダヤの女》からのアリアも編曲者が名を連ねており、どんなぶっ飛び演奏になるか期待が膨らむ。情報によるとサティの「グノシエンヌ」などは超クレズマー風とか! 新メンバーのクリストフ・トラクスラー(ピアノ)とセバスティアン・ギュルトラー(第2ヴァイオリン)の活躍も楽しみだ。
文:東端哲也
(ぶらあぼ 2016年12月号から)
12/9(金)19:00 東京芸術劇場 コンサートホール
問:ジャパン・アーツぴあ03-5774-3040
http://www.japanarts.co.jp/
他公演
12/8(木)東北大学百周年記念会館 川内萩ホール(河北チケットセンター022-211-1189)