カナディアン・ブラス

“最強”の金管アンサンブルがやってくる!

©Bo Huang
©Bo Huang
 世界中で抜群の知名度を誇る人気金管五重奏団、カナディアン・ブラスが11月に来日。46年の歴史の中で幾度もの変遷を経てきた彼ら。結成当時から残る重鎮テューバのチャック・デーレンバックはバロックからジャズに至る膨大なレパートリーの要。トランペットは今やグループの顔となるムードメーカーにして多才なクリス・コレッティと、2012年にジュリアード音楽院卒業と同時に加入したケイレブ・ハドソンのコンビが務め、優れたソリストで現代音楽にも強いアキレス・リアルマコプーロスがトロンボーンを担当。そこに04〜07年に在籍していた元メンバーであるホルンのバーナード・スカリーが加わり、今回の最強アンサンブルが実現。
 プログラムはJ.S.バッハ「小フーガ ト短調」やシューマン「子供の情景」などから、クレスポ「ペルーのワルツ」のような定番、ガーシュウィン《ポギーとベス》やビートルズ・ナンバーまで多彩。聴衆との絶妙なコミュニケーションにもご期待を!
文:東端哲也
(ぶらあぼ 2016年10月号から)

11/20(日)19:00 東京文化会館(小)
問:プロアルテムジケ03-3943-6677
※全国公演の詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
http://www.proarte.co.jp