ジャンルを超えたアーティストたちが集結!
歌舞伎俳優・四代目市川猿之助が芸術監督を務める京都芸術劇場 春秋座(京都造形芸術大学内)で9月1日に開催される「伝統芸能の今 2015」。この公演で、舌腫瘍のため長期休養中だったクラシック・ギタリストの村治佳織が舞台に復帰することとなった。2009年からスタート、今回7回目となるこのチャリティー公演では、募金活動を行なうほか、チケット代金の中から150円ずつが医療NPO法人に寄付される。
今回は、猿之助、能楽師大鼓方・亀井広忠、歌舞伎囃子方・田中傳次郎のオリジナル・メンバーに加え、尺八演奏家・藤原道山と三味線奏者・上妻宏光も参加。演奏、舞踊、朗読舞踊など、多ジャンルのコラボレーションで伝統芸能の今が楽しめる。2年ぶりとなる舞台で、村治が和洋を超えていかなる演奏を聴かせるのか、注目される。8月30日・31日の横浜能楽堂での公演には、村治佳織にかわり、その弟であるクラシック・ギタリストの村治奏一が参加する。
文:藤本真由
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年8月号から)
9/1(火)13:00 17:00 京都芸術劇場 春秋座
問:京都芸術劇場チケットセンター075-791-8240
他公演
8/30(日)、8/31(月) 横浜能楽堂
問:Zen-A(ゼンエイ)03-3538-2300