ジョナサン・ノットさんにインタビュー

 7月22日、東京交響楽団音楽監督として最後のシーズンを迎えているジョナサン・ノットさんにインタビューしました。取材前日にはブリテン「戦争レクイエム」を指揮、翌日からはフェスタサマーミューザのオープニングコンサートのリハーサルと、過密スケジュールの合間を縫ってお話を聞かせていただきました。

 話題は、11月に上演するラヴェルの歌劇《子どもと魔法》について。今季のキーワードに「Song」を掲げるノットさんは、「戦争レクイエム」や9月の「マタイ受難曲」などのシリアスな大作に加えて、ファンタジーあふれるこの演目を選びました。お話からは日本人キャストとともに創りあげる舞台への意気込みがひしひしと感じられ、今から本番が待ち遠しくなります。

 今回の取材場所は、ノットさんが滞在中のホテルの一室。いたるところに楽譜が積まれていて、デスクには譜読み中と思われるスコアも。普段は立ち入ることができない世界的指揮者の仕事部屋を垣間見る貴重な機会になりました。インタビューは、ぶらあぼ9月号(8/18発行)に掲載予定。どうぞお見逃しなく!

文・写真:編集部

東京交響楽団
特別演奏会 ラヴェル:歌劇《子どもと魔法》(演奏会形式/フランス語上演/日本語字幕付き)
2025.11/15(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール

出演
指揮:ジョナサン・ノット
子ども:小泉詠子
お母さん、中国茶碗、とんぼ:加納悦子
肘掛椅子、木:加藤宏隆
柱時計、雄猫:近藤圭
安楽椅子、羊飼いの娘、ふくろう、こうもり:鵜木絵里
火、お姫様、夜泣き鶯:三宅理恵
羊飼いの少年、牝猫、りす:金子美香
ティーポット、小さな老人、雨蛙:糸賀修平
合唱:二期会合唱団
合唱指揮・指導:キハラ良尚

曲目
ドビュッシー:「夜想曲」よりシレーヌ
デュリュフレ:3つの舞曲 op.6
ラヴェル:歌劇《子どもと魔法》(演奏会形式)

問:TOKYO SYMPHONY チケットセンター044-520-1511
https://tokyosymphony.jp