尾高忠明さんにインタビューしました

 7月3日、日本を代表する指揮者のひとり、尾高忠明さんを取材しました。
 場所は、東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス内にあるTCMホール。取材前、ホールでは、尾高さんが音楽監督を務めるオーケストラ・プレイヤー育成のための教育機関 TCMオーケストラ・アカデミーの定期演奏会(7/6)に向けたリハーサルが行われていました。

 指揮台に立つ尾高さんから次々と細かな指示が飛ぶ綿密なリハーサル。50歳以上の年の差があろうかという尾高さんとアカデミー生ですが、合間に語られる作品についてのエピソードや体験談に、アカデミー生たちは目を輝かせて聴き入っていました。

 4時間にわたるリハーサルの後、尾高さんへのインタビューを実施。
 作曲の背景や作曲家の心情を説明することで、アカデミー生の音楽はまったく違ってくるのだそう。「僕が師事した齋藤秀雄先生には『良い指揮者になりたかったら、あまり喋るな』と言われていましたが、よく喋る指揮者になりました」と語る笑顔が印象的でした。
 そのほか、アカデミーの理念や指導のあり方、齋藤秀雄さんや兄弟子・小澤征爾さんとのエピソード、そしてこれからの音楽教育について、じっくりとお話を伺いました。
 本編はぶらあぼONLINEにて公開予定です。どうぞお楽しみに!

文・写真:編集部


TCMオーケストラ・アカデミー 第15回定期演奏会
2025.7/6(日)14:00 TCMホール(東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス)

出演
尾高忠明(指揮)
TCMオーケストラ・アカデミー

プログラム
ブラームス:悲劇的序曲 op.81、交響曲第2番 ニ長調 op.73

問:東京音楽大学オーケストラ・アカデミー tcm-oa@tokyo-ondai.ac.jp
https://www.tcm-okeaka.jp