ウェスタ川越 オープニング公演 小曽根 真(ピアノ) ヤマハCFX お披露目コンサート in 川越

オープニングは最高峰のピアノで

©大杉集平

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 神社仏閣や蔵造りの街並みなど歴史的建造物が多く残ることから、「小江戸」と呼ばれる埼玉県川越市。その川越市に2015年春、一大複合施設「ウェスタ川越」が誕生した。多目的ホールや生涯学習施設、スーパー、飲食店等を擁するこの施設、とりわけ大きな目玉となりそうなのが7月にオープン予定の大ホールだ。収容人員1,700人。様々なジャンルの公演に対応できるフレキシビリティとクラシック専用ホールと遜色ない音響を兼備したこの空間は、今後まちがいなくこの地域における音楽文化の中心拠点となるはずだ。
 さて、この大ホールの記念すべきオープニング公演に登場するのが、“世界のOZONE”こと小曽根真だ。ジャズはもちろんのこと、近年はクラシックにも積極的にコミットし活動の幅を広げ続けている小曽根だが、その彼が今回こけら落としのために選んだフォーマットは、そのパフォーマンスがもっとも純粋に楽しめるソロ・ピアノ。堅牢無比なテクニックを土台に生み出される最高のグルーヴとスリル、抒情、そして喜びにあふれた音楽は、必ずや聴き手を至福の世界へ導いてくれることだろう。
 さらに今回のコンサートは、ホールに備えられることになったヤマハの最高峰グランドピアノ「CFX」のお披露目公演でもある。このピアノに絶大なる信頼を寄せ、コンサートでも可能な限り使用している小曽根による“音のプレゼンテーション”は、この名器の魅力を120パーセント表現し尽くしてくれるものになるに違いない。
文:藤本史昭
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年7月号から)

7/5(日)14:00 ウェスタ川越
問:ウェスタ川越049-249-3777
http://www.westa-kawagoe.jp