洗練されたピアニズムに期待
「ずっとあたためていたプログラム」だという今回のステージは、モーツァルトとショパンという彼女にとって特別な存在である2人の作曲家に焦点を当てる。前者は「ソナタ ヘ長調 K533/494」に「幻想曲 ニ短調 K397」。後者は「英雄ポロネーズ」、「3つのマズルカ op.50」、「バラード第4番」などを披露する。ヨーロッパで高い評価を得た、瑞々しい音楽性を愉しみたい。
文:笹田和人
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年4月号から)
5/30(土)14:00 王子ホール
問:プロアルテムジケ03-3943-6677
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