森山開次 × ひびのこづえ × 川瀬浩介 LIVE BONE in 春秋座

かつてないスタイルに進化した、LIVE BONE

 2004〜09年のNHK『からだであそぼ』(09年以降は『あさだ! からだ!』)内で、身体のパーツをキュートな踊りで表現して人気を呼んだ、森山開次(振付・ソロ)×ひびのこづえ(美術・衣装)×川瀬浩介(音楽)の「踊る内臓」コーナー。10年からはライヴパフォーマンス『LIVE BONE』となり、日本国内13ヵ所と、インドネシア(バリ&ジャカルタ)、シンガポールを巡った。
 さらに13年、ダンサーや美術・衣装を追加した劇場版が誕生。骨、内蔵、目、鼻、口…などをテーマに次々と繰り広げられる楽しく美しいダンスが、老若男女を魅了した。この劇場版が、歌舞伎俳優・市川猿之助が芸術監督を務める京都芸術劇場・春秋座に初登場。それも、昨年12月にオーディションで選ばれた小学生達10名からなる「こどもBONEズ京都」とプロのダンサー達との共演という、かつてないスタイルで、新たな場面を加えて上演される。
 『からだであそぼ』を見て育った世代の子供達を迎え、本作はどのような進化を遂げるのか? 観客にとっても、人体の魅力と無限の可能性を再発見するひとときとなりそうだ。
文:高橋彩子
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年3月号から)

3/29(日)14:00 京都芸術劇場 春秋座
問:京都芸術劇場チケットセンター075-791-8240 
http://www.k-pac.org