フランスとスペイン
“サクル・リュス〜ロシアの祭典”をテーマに開催された、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭(LFJ)2012が5月5日に全日程を終えた。同日に主催者の東京国際フォーラムはプレス懇談会を開き、LFJアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン氏らが出席し、開催結果の報告を行った。5月3日〜5日のコア期間に東京国際フォーラムの来場者数は約36万人(よみうりホールを含む延べ人数)。有料159公演のチケット販売数は122,610枚(販売率76.3パーセント)だった。
東京国際フォーラムは、来年もゴールデンウィーク中にLFJを開催すると発表し、マルタン氏が来年のテーマがフランスとスペインであることを明かした。「ビゼーからブーレーズまで幅広い作曲家の作品をとりあげる。シャブリエ、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレといった作曲家はもちろん、ルーセルやケクランといったあまり演奏される機会が少ない作曲家の作品も積極的にとりあげていく。もちろんフラメンコ歌手やダンサーも呼びたいと考えている」と来年の構想についてコメントした。
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭