イギリスのクラシック音楽雑誌「グラモフォン」による「グラモフォン・アワード2011」が発表された。最優秀レコード賞にあたる「レコード・オブ・ザ・イヤー」をパヴェル・ハース・クァルテットの『ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番(アメリカ)・第13番』(スプラフォン/チェコ)が受賞した。ベネズエラの指揮者、グスターボ・ドゥダメルが同アワード唯一の人気投票により「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出された。ドゥダメルは2013年9月のミラノ・スカラ座の来日公演で《リゴレット》を指揮する予定。ジャネット・ベイカー(メゾソプラノ)がその功績を称えられ「ライフ・タイム・アチーヴメント・アワード」を、エリオット・ガーディナーがバッハのカンタータ・プロジェクトで「スペシャル・アチーヴメント・アワード」をそれぞれ受賞した。
グラモフォン誌ウェブサイト(英語)HP