東日本大震災のクラシック音楽界への影響 ※4/19訂正

  東日本大震災は東北・関東地方のホールに様々な被害をもたらした。水戸芸術館ではパイプオルガンのパイプが落下、ミューザ川崎シンフォニーホールではホールの天井が剥落するなどの被害が発生した。また、いわき芸術文化交流館アリオスのように避難所として機能しているホールもあり、多数のホールで通常営業が長期にわたり困難になることが予想される。またこれにより、コンサートの中止や延期が多発。コンサートに行く前には最新情報を主催者に問い合わせるなどの注意が必要だ。また、来日アーティストの公演にもキャンセルが発生している。以下は主な施設の営業状況(4/7現在)。

<当分の間休館または業務中止の主な施設>

◎仙台市青年文化センター ◎仙台・イズミティ21 ◎東京エレクトロンホール宮城 ◎水戸芸術館 ◎日立シビックセンター ◎いわき芸術交流館アリオス ◎茨城県立県民文化センター ◎ミューザ川崎シンフォニーホール

<期間限定で影響が出ている主な施設>

◎新宿文化センター(4月いっぱい大ホールの使用不可能)

◎習志野文化ホール(5月11日まで大ホールの使用不可能)

※訂正: 

「ぶらあぼ」5月号(4/18発行)のP.133「小耳大耳」で「いわき芸術文化交流館アリオス」の状況についての「ホールに直接の被害はないものの」という表現は誤りでした。お詫びして訂正いたします。

正確な同施設の状況につきましては下記「いわきアリオスニュース・リリース」(4/15アップ)をご参照ください。

http://iwaki-alios.jp/cd/app/index.cgi?CID=news&TID=PAGE&dataID=00315