滝 千春 「12-toneS」 ~バルトーク、シュニトケ、ペルト~

信頼を寄せる仲間たちと奏するスタイリッシュ・プロ

(c)Alexander Platz

 気鋭のヴァイオリニスト・滝千春の勢いが止まらない。常にアグレッシブな選曲と高度な音楽性に満ちた演奏で聴き手を驚かせてくれる滝だが、今回は「12-toneS」というタイトルでバルトーク、シュニトケ、ペルトの作品を、12人の実力派若手演奏家たちと披露する。チラシには「言葉はいらない、必要なのは音楽(コトバ)だけ。」という強いメッセージも添えられた。

 バルトーク「ディヴェルティメント」、ペルト「フラトレス」、そしてシュニトケ「タンゴ」やヴァイオリン・ソナタ第1番など、20世紀の様々な時期に書かれた作品を集めているが、こうした強烈な個性の持ち主である作曲家たちの楽曲をまとめて演奏することは珍しい。ヴィオラの大島亮(神奈川フィル特別契約首席奏者)、ピアノの沼沢淑音、チェロの髙木慶太らが作るアンサンブルとの共演は、ソロの時とは違った滝の魅力を見せてくれるはず。まさにその「コトバ」を聴きに行きたい。
文:片桐卓也
(ぶらあぼ2023年12月号より)

【出演者変更】
※沼沢淑音(ピアノ)は、体調不良のため出演を見合わせることとなりました。代わりまして、江沢茂敏が出演いたします。
詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。(11/11主催者発表)

2023.12/9(土)14:00 小金井 宮地楽器ホール
問:小金井 宮地楽器ホール チケットデスク042-380-8099 
https://koganei-civic-center.jp