名古屋フィルのコンサートマスターに葵トリオの小川響子が就任

Kyoko Ogawa (c)Kosuke Atsumi

 名古屋フィルハーモニー交響楽団が、ピアノ三重奏団「葵トリオ」の一員として活躍する小川響子のコンサートマスター就任を発表した。任期は来年4月からで、小川、森岡聡、後藤龍伸、客演の荒井英治と山本友重という5人体制となる。現在コンサートマスターを務める日比浩一は3月をもって退任。
 小川は奈良県出身。ピアノの秋元孝介、チェロの伊東裕とももに結成した葵トリオとして2018年のARDミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。その後、ベルリン・フィルの教育機関「カラヤン・アカデミー」でも研鑽を積んだ。
 帰国後はコンサートマスターとしても活躍の場を広げ、名古屋フィルをはじめ、各地のプロオーケストラに客演を重ねている。

名古屋フィルハーモニー交響楽団
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