ピエール=ロラン・エマール ピアノ・リサイタル

 現代音楽のスペシャリストとして名高い世界的ピアニスト、ピエール=ロラン・エマールがヤマハホールに登場!
 メシアン国際コンクール優勝、古典音楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、特に現代音楽では最も優れた解釈者の一人として国際的な評価を受けるエマールが、J.S.バッハとシューベルト、ハンガリーの巨匠クルタ―グ・ジェルジュの珠玉の作品を取り上げます。
 エマールの豊かなイマジネーションの世界を、ヤマハホールの極上の音響空間で存分にお楽しみください。

◆ヤマハホール主催公演における感染症対策およびご来場される皆さまへのお願い
※詳しくはこちらをクリックいただき、ご来場前に必ずお読みください。

https://www.yamahamusic.jp/library/shop/ginza/hall/info.pdf

珠玉のリサイタル&室内楽
 ピエール=ロラン・エマールピアノ・リサイタル

2023.12/1(金)19:00(開場18:30)
ヤマハホール

●出演
ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

●チケット料金(全席指定)
7,000円(完売)

●演奏曲目
F.シューベルト/
12のワルツ Op.18,D145より 第1、2、4、5、6、8、9、10、11、12番
34の感傷的なワルツ Op.50,D779より 第23番
16のドイツ舞曲 Op.33,D783より 第2、3番
16のレントラー Op.67,D734より 第3、15番
17のレントラー Op.18,D145より 第2、4、5、6、7、8、9、12、16、17番
20のワルツ「最後のワルツ」 Op.127,D146より 第10、11、12、14、15、20番
12のドイツ舞曲 Op.171,D790より 第5、6、7、8、9番
36の独創的舞曲 Op.9,D365より 第2、3、5、21番

G.クルターグ/ピアノのための遊びより

J.S.バッハ/
平均律クラヴィーア曲集 第1巻より
第2番 ハ短調 BWV847
第5番 ニ長調 BWV850
第6番 ニ短調 BWV851
第9番 ホ長調 BWV854
第17番 変イ長調 BWV862
第21番 変ロ長調 BWV866

フーガの技法 BWV1080より
コントラプンクトゥスⅫ
拡大及び反行形によるカノン

※演奏者本人の希望により、曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。


◆アーティストからのメッセージ
“By isolating us, by desocialising us, the Covid-19 pandemic has compelled us to redefine our relationship to music, leaving aside the effects and affectations of the stage in favour of a more private, a more intimate set of values.
This program seeks to travel amongst a selection of short pieces dedicated to the acts of study (Bach), dance (Schubert) and diarism (Kurtag).
It oscillates between reflection and reverie, inviting us to open the door to secret gardens.”

Pierre-Laurent Aimard

COVID-19のパンデミックは、私たちを孤立させ、また人々を社会から隔絶させた。それによって、自分たちと音楽との関係を改めて明確にすることを余儀なくされたと言えるだろう。そうして現在の私たちはステージ上の効果や演出といったものよりも、より私的でより親密な価値観を好むようになっている。
このプログラムは、究める(バッハ)、舞う(シューベルト)、日々を綴る(クルターグ)といった行為に捧げられた小品のセレクションの中を旅するものだ。それは内省と空想の合間を揺れ動きながら、秘密の花園への扉を開くよう私たちを誘うのである。

ピエール=ロラン・エマール


※都合により出演者、曲目が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※チケット料金には消費税が含まれております。