J.S.バッハが切り拓いた深遠なる鍵盤楽器の世界がここに! オルガン&チェンバロ、両楽器のスペシャリストである大塚直哉が、大オルガン、ポジティフ・オルガン、チェンバロを駆使してその魅力を余すところなくお届けします。チェンバロ協奏曲は、オルガンソロ版と思われる異稿が残っていたり、別作品にオルガンとオーケストラという形で転用されたりと、バッハ自身が同じ曲を「いろいろな鍵盤楽器で」楽しんでいた様子。そんな歴史を感じながら、無伴奏ヴァイオリン・パルティータなど名曲揃いのプログラムで、バッハの音楽を心ゆくまでお楽しみください。
【Information】
真夏のバッハVIII
オルガンで聴くバッハ、チェンバロで聴くバッハ
2023.8/5(土)17:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(16:00開場/16:20~16:40 プレトーク)
パイプオルガン/チェンバロ:大塚直哉
ヴァイオリン:桐山建志◇、大西律子
ヴィオラ:吉田篤
チェロ:西沢央子*
コントラバス:栗田涼子
プログラム
<オール・J.S.バッハ・プログラム>
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
コラール「装いせよ、汝我が魂よ」BWV 654
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1021◇*
イタリア協奏曲 BWV 971
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から シャコンヌ BWV 1004(ヴァイオリンソロ)◇
パッサカリア BWV 582
管弦楽組曲第3番から エア BWV 1068
チェンバロ/オルガン協奏曲 ニ短調 BWV 1052
●ホール座席券(全席指定)
一般 | 4,000円 |
友の会 | 3,600円 |
U25(小学生以上25歳以下):1,500円
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。
*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=3393
特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2023
川崎の夏を彩る、熱きオーケストラの祭典が今年も開催!ホスト・オーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏の9団体に、初登場となる山形交響楽団、大阪の日本センチュリー交響楽団を加えた11のプロオーケストラが日替わりで競演する。オープニングコンサートでは、ジョナサン・ノット&東響が、意外にもこのコンビが初めて取り組むというチャイコフスキーの交響曲第3番・第4番を演奏。各オケ主力級の指揮者も多数登場し、名曲、大曲を披露、まさにサマーミューザの醍醐味が味わえる。他にも、宮本貴奈のホールアドバイザー就任を記念して、八神純子、佐藤竹善らベテラン歌手も登場する川崎らしいサマーナイト・ジャズ、真夏のバッハ、子どもも楽しめるイッツ・ア・ピアノワールドも健在。今年のキャッチフレーズは「お待ちどうサマー♪」。コロナ禍を経て帰ってくる、一期一会の音楽をライブで楽しもう!