2023年秋「国際オーボエコンクール・東京」開催決定!

2023年2月申込受付開始

 若手音楽家の育成、支援を活動の柱の一つとする公益財団法人ソニー音楽財団は、2023年秋に「第13回 国際オーボエコンクール・東京」を開催することを発表した。
 若手オーボエ奏者の登竜門として3年に一度開催されているこのコンクールは、同財団初代理事長、故・大賀典雄の発案のもと1985年に創設。オーボエの真価を広めるとともに優れた人材の発掘と育成を目的とし、世界的にも稀なオーボエに特化したコンクールとして認知されてきた。第1回から第7回は東京、第8回(2006)から第11回(2015)は長野県の軽井沢大賀ホール、浅原由香が最高位入賞した前回の第12回(2018)は東京で開催。13回目となる今回は、コロナ禍による延期を経ての実施となる。

第12回のファイナル (c)K.Miura

 選考は、今年3月まで岡山フィルの首席指揮者を務めるなど指揮者としての顔も持つハンスイェルク・シェレンベルガー審査委員長を筆頭に、第1回(1985)で最高位に入賞した辻功ほか古部賢一、吉田將らが審査にあたる。本コンクールでは、ボローニャ歌劇場管、パリ管、ルツェルン祝祭管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・ドイツ響、ロンドン響をはじめとした名門オーケストラで首席を務める国際的なオーボエ奏者を輩出している。

第12回の入賞者&審査委員 (c)K.Miura

開催概要

第13回 国際オーボエコンクール・東京

◎日程
参加申込受付期間:2023.2/15(水)〜3/14(火)(日本時間/事務局必着)

予備審査(動画による審査):2023.4月〜5月(非公開)
予備審査通過者発表:2023.6/19(月)頃

第1次予選(動画による審査):2023.8月
第1次予選通過者発表:9/11(月)頃

出場登録:2023.9/30(土)

第2次予選:2023.10/3(火)、10/5(木)、10/6(金)
第2次予選通過者発表:10/6(金)

本選、表彰式:2023.10/8(日)
入賞者&審査委員コンサート:2023.10/9(月・祝)

◎会場
武蔵野市民文化会館

第2次予選:小ホール
本選および表彰式、入賞者&審査委員コンサート:大ホール

◎審査委員会
[審査委員長]
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ奏者、指揮者、マドリッド・ソフィア王妃高等音楽院教授)

[審査委員] ※アルファベット順
古部賢一(東京音楽大学准教授、新日本フィルハーモニー交響楽団特任首席オーボエ奏者)
ゴードン・ハント(ロンドン室内管弦楽団首席オーボエ奏者、フィルハーモニア管弦楽団元首席オーボエ奏者、指揮者)
ラモン・オルテガ・ケロ(バイエルン放送交響楽団首席オーボエ奏者)
ドワイト・ペリー(シンシナティ交響楽団首席オーボエ奏者)
辻功(オーボエ奏者、洗足学園音楽大学教授・学部長補佐)
吉田將(読売日本交響楽団首席ファゴット奏者)

◎参加申込
[参加資格]
1993年1月1日から2005年12月31日までに出生した者。ただし、過去に当コンクールにおいて第1位を受賞した者を除く。

[申込受付期間]
2023.2/15(水)〜3/14(火)(日本時間/事務局必着)

[申込先]
オンライン申込サービス“MUVAC”での受付とする。
MUVAC https://www.muvac.com
※事前にアカウント登録が必要
※その他の方法での申込は不可
※申込方法は公式ウェブサイトの参加規程を参照

◎賞
●第1位【大賀賞】 表彰状・表彰金130万円・トロフィー
●第2位 表彰状・表彰金70万円
●第3位 表彰状・表彰金30万円
●入賞 表彰状・表彰金10万円
※第4位以下の本選出場者全員に与えられる。

●聴衆賞 表彰状
●奨励賞 表彰状
※日本国籍をもつ出場者の中で、委員会で決定した者に対し贈られる。ただし、該当者がいない場合は適用されない。受賞者には、日本での公演の機会が与えられる。

国際オーボエコンクール・東京
http://oboec.jp