第428回 日経ミューズサロン クァルテット・プロメテオ 初来日公演

刺激的な顔合わせによるショスタコーヴィチに期待

 うっかり触れば火傷してしまう、白熱の演奏が期待できそうだ。都心の演奏空間で、第一線のアーティストによる質の高い演奏が楽しめる日経ミューズサロン。今回は、古典作品のみならず、現代の作曲家とのコラボレートを通じて、弦楽四重奏の世界へ新たな地平を拓いているクァルテット・プロメテオと、現代作品のみならず、ロックやワールドミュージックまで、ジャンルを軽々と飛び越えるピアノの黒田亜樹という、刺激的な顔合わせが実現する。1998年に《プラハの春》国際音楽コンクールを制したイタリアの精鋭集団と、プログレッシヴ・ロックの大物キース・エマーソンによる往年の名曲「タルカス」を、室内楽版で蘇演して世界を驚かせた鬼才ピアニスト。その出会いの先で紡がれる、ショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲の音色は、これまでに未体験の大きな衝撃を与えるはず。ステージ前半では、プッチーニ「菊の花」とヴェルディという2つの弦楽四重奏曲を。これも、一筋縄ではいかぬ個性的な演奏となりそう。
文:笹田和人
(ぶらあぼ + Danza inside 2014年8月号から)

クァルテット・プロメテオ、黒田亜樹(枠内)

クァルテット・プロメテオ、黒田亜樹(枠内)

9/22(月)18:30 日経ホール
問:日経ミューズサロン事務局03-3943-7066 
http://www.nikkei-hall.com