ヤクブ・フルシャ 都響の任期延長、2018年まで

(C)Petra-Klackova
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 公益財団法人東京都交響楽団は5日、2010年より首席客演指揮者を務めるヤクブ・フルシャの任期を2018年3月まで延長すると発表した。

 今年33歳となるフルシャが都響に初登壇したのは、2008年5月(第662回定期演奏会)。そのときのロシアとスラブ系作品の名演が、そののち2010年からの5年間にわたる首席客演指揮者(プリンシパル・ゲスト・コンダクター)就任に繋がった。
 以来ヤナーチェク、スーク、マルティヌーなどのチェコ音楽をはじめ、フランスやドイツ音楽など、多彩な演目で毎回躍動的な演奏を引き出し喝采を浴びているほか、ライブCDでも高い評価を得てきた。
 
 任期延長に際し、フルシャは「私が敬愛し、敬服する東京都交響楽団との素晴らしいコラボレーションを今までと同じように実りある形で続けられることに心が躍ります。私はこの素敵な仲間の一翼を担えることを大変光栄に思います」とのコメントを寄せた。

 創立50周年を迎える来季2015年、都響の指揮者体制は次のような布陣となる。

東京都交響楽団 指揮者体制
〔2015年4月〜〕
第5代音楽監督(2015年4月就任) 大野和士
終身名誉指揮者 小泉和裕
首席客演指揮者 ヤクブ・フルシャ
桂冠指揮者 エリアフ・インバル
桂冠指揮者 ガリー・ベルティーニ(故)
永久名誉指揮者 ジャン・フルネ(故)

<今後の共演予定>
■第774回 定期演奏会Bシリーズ
9月8日(月)19:00 サントリーホール

マルティヌー:交響曲第4番 H.305
マルティヌー:カンタータ《花束》H.260(日本語字幕つき)
ソプラノ/シュレイモバー金城由起子
メゾソプラノ/マルケータ・ツクロヴァー
テノール/ペテル・ベルゲル
バス/アダム・プラヘトカ
合唱/新国立劇場合唱団
児童合唱/東京少年少女合唱隊
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=732

■プロムナードコンサートNo.360
9月14日(日)14:00 サントリーホール

カベラーチ:時の神秘 〜大オーケストラのためのパッサカリア〜 op.31 *日本初演
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
*13:35 〜ヤクブ・フルシャのプレトーク有(通訳つき)
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=731

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