山形交響楽団、“さくらんぼコンサート”迫る!

阪哲朗さん

 今年創立50周年を迎える山形交響楽団、その常任指揮者を務める阪哲朗さん、そして楽員の方々にインタビューするため山形県を訪ねました。この日はミニコンサートのリハーサルがあり、会場は山形県郷土館「文翔館」の議場ホール。文翔館は、大正5年に建てられた英国近世復興様式の建物で、かつては県庁及び県会議事堂として使用されていました。いまは、国の重要文化財に指定されている歴史的な建造物です。

 リハーサルでは、阪さんのキビキビとした指示と流れるような指揮にオーケストラが小気味好く反応していきます。趣のあるに空間に響く美しいサウンドに浸っていると、まるでヨーロッパにいるかのような感覚に!

文翔館でのリハーサル

 リハーサル終了後に、首席コンサートマスターの犬伏亜里さん、アシスタント・コンサートマスターの平澤海里さん、トランペット首席の井上直樹さんに山響の進化の歴史、そして山響ならではの魅力についてお話を伺いました。続いて常任指揮者の阪さんからは、ご自身のルーツやドイツでの活動、そして山響への想いなどを1時間以上にわたり伺いました。その様子は、来月、ぶらあぼONLINEでたっぷりとお届けします。

 そして来週、その山形交響楽団の東京公演と大阪公演が行われます。“さくらんぼコンサート”と題され、本格的なコンサートはもちろん、会場で山形の物産展も行われます。山響の魅力、そして山形県の魅力に触れる絶好の機会、お見逃しなく!

東京公演での物産展の様子(2018年)
写真提供:山形交響楽団
大阪公演での物産展の様子(2019年)

さくらんぼコンサート2022 東京公演
2022.6/22(水)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
さくらんぼコンサート2022 大阪公演
6/23(木)19:00
ザ・シンフォニーホール
恒例の山形物産展も開催、山形県産のさくらんぼのプレゼント企画もあり、
クラシックとともに“YAMAGATA”の魅力が詰まったコンサート!


指揮:阪哲朗
ヴァイオリン:神尾真由子
プログラム
木島由美子:風薫(ふうか)〜山寺にて〜(創立50周年記念委嘱作品)
ラロ:スペイン交響曲 作品21
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 BB 123

★来場者全員プレゼント★
◉東京公演・・・山形の企業のお菓子(+抽選でさくらんぼプレゼント)
◉大阪公演・・・山形県東根市産さくらんぼ(+抽選でのプレゼントも)


問:山響チケットサービス023-616-6607
https://www.yamakyo.or.jp