【CD】鷲宮美幸 ピアノ・リサイタル

 鷲宮美幸は桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学ピアノ科入学。フランス音楽界の第一人者であるアンリエット・ピュイグ=ロジェに見出され、パリでも学んだピアニスト。フランスの作品はもちろんだが、広範なレパートリーで多彩な演奏活動を展開する彼女が、自らの幅広い音楽性を存分に発揮したディスクをリリース。メンデルスゾーンにショパンといったロマン派ものから、ヒナステラに日本人作品など、色鮮やかなプログラムとなっている。曲目と同様、鷲宮のタッチは実にさまざまな色彩を紡ぎ出しており、各曲における作曲家のスタイルや個性を鮮やかに伝えてくれる。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2022年6月号より)

【information】
CD『鷲宮美幸 ピアノ・リサイタル』

メンデルスゾーン:「無言歌集」より〈春の歌〉〈狩の歌〉/ショパン:ノクターン第1番/ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集/アルベニス:タンゴ/ファリャ:火祭りの踊り/マリアーノ:クリスタル/平井康三郎:幻想曲「さくらさくら」/ニーノ・ロータ(鷲宮美幸編):太陽がいっぱい 他

鷲宮美幸(ピアノ)

収録:2021年5月、稲城市立iプラザ(ライブ)
コジマ録音
ALCD-9235 ¥3080(税込)