【SACD】モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》/モーツァルト・シンガーズ・ジャパン

 モーツァルトを愛する仲間たちの集まりである「MOZART SINGERS JAPAN」の、ピアノ伴奏によるオペラ全曲盤の第4作にして、ダ・ポンテ3部作が遂に完成。2021年2月に王子ホールでの公演を大成功させたキャストが再び集結。注目はリーダーの宮本益光(ユニット“ハンサム四兄弟”長男)がアルマヴィーヴァ伯爵を演じ、近年活躍めざましいハイ・バリトンの加耒徹(四男)が低めの音域であるフィガロ役を務めていることだが、他のメンバーもそれぞれのキャラクターを際立たせた最高のパフォーマンスを披露。ピアノ連弾による序曲からスタートする魅惑の3枚組をお楽しみあれ!
文:東端哲也
(ぶらあぼ2022年1月号より)

【information】
SACD『モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》/モーツァルト・シンガーズ・ジャパン』

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》

モーツァルト・シンガーズ・ジャパン
【宮本益光 加耒徹(以上バリトン) 澤畑恵美 鵜木絵里 三井清夏(以上ソプラノ) 中島郁子 小泉詠子(以上メゾソプラノ) 伊藤純(バス) 金山京介(テノール) 山口佳代(ピアノ) 他】

オクタヴィア・レコード
OVCL-00762(3枚組) ¥5500(税込)