日本センチュリー交響楽団が、首席客演指揮者にアルヴォ・ヴォルマー、コンサートマスターに篠原悠那の就任を発表

左:アルヴォ・ヴォルマー ©Adelaide Symphony Orchestra
右:篠原悠那 ©s.yamamoto

 日本センチュリー交響楽団は4月1日付で、首席客演指揮者にアルヴォ・ヴォルマー、コンサートマスターに篠原悠那が就任したことを発表した。
 アルヴォ・ヴォルマーはエストニア・タリン出身の指揮者。サンクトペテルブルク音楽院で指揮を学び、ニコライ・マルコ国際指揮コンクールで優勝。22歳でエストニア国立オペラにてデビュー。以降、同団体と長年にわたり関係を築き、2004年には芸術監督兼首席指揮者に就任した。 
 また、エストニア国立交響楽団音楽監督(1993〜2001)、フィンランド・オウル交響楽団 首席指揮者兼芸術監督(1994〜2005)、アデレード交響楽団音楽監督(2004〜2013)などを歴任。客演指揮者としても、BBCフィルハーモニック、フランス放送フィル、NHK交響楽団など世界各地のオーケストラと共演し、国際的に幅広いキャリアを築いている。
 日本センチュリー響とは2025年11月の第294回定期演奏会で初共演。そこで示された高い音楽性と芸術的共感、さらに久石譲音楽監督のもとでの新たな体制との親和性、国際的展開への期待が評価され、今回の就任に至った。
 今後は、久石 譲音楽監督、 アルヴォ・ヴォルマー首席客演指揮者という体制で臨む。

 また、同時に篠原悠那のコンサートマスター就任も発表された。
 篠原は桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを修了、さらに同大学院修士課程を修了。メニューイン国際音楽アカデミーでも研鑽を積んだ。
 全日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクールなどで入賞するほか、カルテット・アマービレの第1ヴァイオリン奏者としてARDミュンヘン国際音楽コンクール入賞など、室内楽でも高い評価を得ている。
 2024年1月から同楽団の客員コンサートマスターを務め、信頼関係を築いてきた。
 以降コンサートマスターは、松浦奈々と篠原悠那の2名体制となる。さらに首席客演コンサートマスターに荒井英治、アソシエイト・コンサートマスターに岡本伸一郎を配し、柔軟かつ層の厚いリーダーシップ体制が構築される。

<アルヴォ・ヴォルマーのコメント>
日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に任命され、大変光栄に存じます。
昨年11月の初共演の際、団員の探究心と献身的な姿勢、そしてこのオーケストラを特徴づける開放的な精神に深く感銘を受けました。
今回の就任は、刺激に満ちた芸術的旅路の始まりを告げるものです。首席客演指揮者として、団員の皆様と密接かつ永続的な関係を築き、定番のレパートリーと新たな視点の両方を探求し、深みと想像力に満ちたプログラムを構築していくことを楽しみにしています。
団員、事務局、理事会・評議員会の皆様、そして音楽監督の久石 譲氏に、ご信頼と温かい歓迎を賜り、心より感謝申し上げます。
これからのシーズンを大変楽しみにしており、皆様と共に多くの思い出に残る音楽のひとときを分かち合えることを心待ちにしております。

<久石 譲 音楽監督のコメント>
一昨年の春、パリでアルヴォ・ヴォルマー氏と会った。
おだやかでもの静かな知的な人物だと思った。
現代の音楽にも精通しているようだ。
僕は迷わず音楽監督として彼に首席客演指揮者のポストを要請した。
日本センチュリー交響楽団がより現代的なオーケストラになるために、彼の力が大きな助けになると確信した。

<篠原 悠那のコメント>
この度、日本センチュリー交響楽団のコンサートマスターに就任させていただくこととなり、責任と喜びの両方を感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。
楽団員の一人としての初心を忘れず、これまで受け継がれてきたセンチュリーの”音”、その響きをさらに深め、魅力を広げていけるよう努めてまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

以上、日本センチュリー交響楽団 公式サイトより転載


アルヴォ・ヴォルマー出演公演
第302回定期演奏会

2026.12/04(金)19:00 ザ・シンフォニーホール

出演
アルヴォ・ヴォルマー(指揮)
佐藤 晴真(チェロ)

プログラム
ブラームス:悲劇的序曲 op.81
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 op.107
ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 op.90

日本センチュリー交響楽団
https://jcso.or.jp