全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が主催する第49回ピティナ・ピアノコンペティションの最上位にあたる特級の二次予選の審査が、7月26日、27日の2日間にわたってJ:COM浦安音楽ホール コンサートホールで行われ、11名が第三次予選への進出を決めた。

2段目)金﨑瑞希、菅原琉聖、角谷春奈、高見真智人
3段目)津野絢音、仁宮花歌、渡邊伽音
◎ピティナ・ピアノコンペティション特級 三次予選進出者
稲沢朋華 Tomoka Inazawa(香川県)桐朋学園大学4年
今泉響平 Kyohei Imaizumi(福岡県)モスクワ音楽院大学院修了
上本壮真 Soma Uemoto(三重県)東京音楽大学大学院1年
加藤皓介 Kosuke Kato(東京都)桐朋学園大学1年
金﨑瑞希 Mizuki Kanezaki(福岡県)東京音楽大学大学院1年
菅原琉聖 Ryusei Sugawara(北海道)東京藝術大学2年
角谷春奈 Haruna Sumiya(愛知県)名古屋音楽大学1年
高見真智人 Masato Takami(愛知県)東京音楽大学大学院1年
津野絢音 Ayane Tsuno(東京都)東京音楽大学4年
仁宮花歌 Hanaka Nimiya(東京都)東京音楽大学2年
渡邊伽音 Kanon Watanabe(東京都)桐朋学園大学3年
26名が参加した二次予選は、ショパンのエチュード作品10または作品25からの任意の1曲を含む25〜35分のソロ・リサイタル形式で行われ、2021年に銅賞受賞の経験もある今泉響平、昨年のセミファイナリスト金﨑瑞希、津野絢音ら実力者が次のラウンドへと進出。29日に実施される三次予選では、ファイナルで演奏するピアノ協奏曲からの単一楽章を、ピアノ伴奏で演奏することが求められる。
現在、7月26日の二次予選から8月22日のファイナルまで、配信視聴者が応援したい奏者に1日1票投票できる「オンライン聴衆賞」も行われている。聴衆賞の投票はこちらから。なお、8月29日まで、聴衆賞を実現させるためのクラウドファンディングも並行して実施されている。
【Information】
第49回ピティナ・ピアノコンペティション特級
ピティナ・ピアノコンペティション特級
三次予選(ファイナルで演奏する協奏曲の一部をピアノ伴奏で演奏) 11名
7/29(火)13:30 J:COM浦安音楽ホール コンサートホール
セミファイナル(45~55分のリサイタル形式) 6名
8/19(火)10:30 第一生命ホール
共演/青木尚佳(ヴァイオリン)、湯浅江美子(ヴィオラ)、三井静(チェロ)
ファイナル(任意のピアノ協奏曲1曲) 4名
8/22(金)16:30 サントリーホール
共演/大井剛史(指揮)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
https://tokkyu.piano.or.jp



