ナクソス創業25周年記念記者懇談会開催

 創業25周年をむかえたナクソスは25日、経営最高責任者のクラウス・ハイマンが出席しての記念記者懇談会を都内で開いた。
 
 ナクソスは、1987年、ドイツの実業家クラウス・ハイマンが、夫人である日本人ヴァイオリニスト西崎崇子とともに香港に設立したクラシック音楽系のレーベル。現在では、CD7000タイトルに加え、月額定額制の「ナクソス・ミュージックライブラリー(NML)」で、CD枚数70000枚あまり、約100万曲にもおよぶ膨大な作品を全世界へインターネット音楽配信している。
 
 年間約300のクラシックタイトルをリリースする世界最大のクラシックレーベルとなったナクソスのクラウス・ハイマンCEOは今後、半年以内には非圧縮WAVファイルによるハイレゾリューション(高解像度)音源の配信を開始したいと語り、SACDに代わりBD(ブルーレイ)オーディオが有望との考えや、ソニー、ユニバーサルといったメジャーレーベルの音源配信も射程圏に入れていることを明らかにした。
 
ナクソス・ジャパン
ナクソス・ミュージックライブラリー(NML)