第1回岩谷時子賞を辻井伸行が受賞

ピアニストの辻井伸行が、音楽・演劇の向上および発展に貢献した人や団体に贈られる第1回「岩谷時子賞」を受賞した。クラシック音楽のCDの売上増に大きく貢献したことなどが受賞理由。同賞は「恋のバカンス」「君といつまでも」などで知られる作詞家、岩谷時子氏が代表理事を務める財団が創設。都内のホテルで行われた授賞式に出席した辻井は「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝してからピアニストとしてのスタートが切れました。この賞を励みに日々精進していきます」と受賞の喜びを語った。辻井には賞金300万円と記念のクリスタル・トロフィーが贈られた。このほか授賞式には、特別賞を受賞した加山雄三(歌手・俳優)、奨励賞を受賞した安蘭けい(俳優)、別所哲也(俳優)、平原綾香(歌手)も出席した。

岩谷時子音楽文化振興財団