上野公園の自然のなかで楽しむ音楽体験🌸
エレン・リード サウンドウォーク featuring クロノス・クァルテット & 50 for the Future
桜が満開となる季節に、東京・上野の文化施設を会場として開催されているクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭」。国内外の一流アーティストが集い、毎年様々なコンサートが行われている。2023年の開催期間は、3月18日から4月16日まで。19回目となる同音楽祭では、23年に開園150年を迎える上野公園を舞台にした新たな取り組み「Ellen Reid SOUNDWALK featuring Kronos Quartet and 50 for the Future」が実施されることとなり、このプロジェクトのためのクラウドファンディングがスタートした。
音楽のパブリックアート|SOUNDWALK とは (公式サイトより)
Ellen Reid SOUNDWALKは、GPS(現在位置情報)を利用し、自然の中で音楽を楽しむパブリックアート作品として、アメリカ出身、ピューリッツァー賞受賞歴もある若き作曲家、サウンドアーティストのエレン・リードによってコロナ禍に立案・製作され、欧米を中心に数々の著名な公園(ニューヨーク・セントラルパーク、ロンドン・リージェンツ・パーク&プリムローズ・ヒル等)で実施されています。ご利用される皆さまそれぞれが歩いた場所や経路によって、ヘッドフォンやイヤフォンから聴こえてくる音楽が変化する、新しい音楽体験がお楽しみいただけます。
スマートフォンに無料の専用アプリを入れて特定の地域(今回は上野公園)を歩くと、歩く人の場所や経路によって音楽がヘッドフォンやイヤフォンから聞こえる仕組み。
今回使用される音楽は、アメリカの気鋭アーティストであるエレン・リード監修のもと、ジャンルレスな活躍で人気の高いクロノス・クァルテットが手がけるプロジェクト「50 for the Future」から誕生した作品を中心に構成される。
「50 for the Future」とは、クロノス・クァルテットの演奏、教育活動の一環で、弦楽四重奏のための新曲を世界中の音楽家50人に委嘱し、その楽譜や録音などは、ウェブサイトから誰でも無料でアクセスできるというプロジェクト。
リードは、2021年にサンフランシスコで開催されたクロノス・フェスティバルのSOUNDWALKでもクァルテットと協働。今回のクラウドファンディングが成立すれば、日本初上陸のSOUNDWALKが実現する。22年の来日が叶わなかったクロノス・クァルテットの公演を、心待ちにしていたファンも多いはず。東京春祭の新たな試みは、クロノスの音楽を新しいかたちで楽しむことができる貴重な体験となりそうだ。
今回のクラウドファンディングの募集期間は2022年12月6日から23年1月31日23時まで。5,000円〜1,000,000円までの計12コースで、クロノス・クァルテットのサイン付 CDや未公開演奏映像、参加アーティストによる限定曲目解説動画などのリターンが用意されている。
〈クラウドファンディング詳細〉
上野公園で SOUNDWALK を実現したい!
https://readyfor.jp/projects/SOUNDWALK
【目標金額】150万円
【募集期間】2022.12/6(火)11時〜2023.1/31(火)23時 56日間
【資金使途】SOUNDWALK で実働するアーティストの創作活動費、渡航滞在費、広告宣伝費、 またクラウドファンディング手数料等雑費に使わせていただきます。
【形式】All or Nothing 形式 ※All or Nothing 形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
【リターン】5,000円〜1,000,000円まで計12コース。「WEB サイトにお名前掲載」、「クロノス・クァルテットサイン付 CD」、「参加アーティストによる限定曲目解説動画」、「クロノス・クァルテット未公開演奏映像」など
〈実施予定概要〉
期間:2023年3月~約1年間 ※調整中
会場:上野恩賜公園
アーティスト:エレン・リード、クロノス・クァルテット /他
プログラム:SOUNDWALKアンサンブルによる作品、クロノス・クァルテット「50 for the Future」より
東京・春・音楽祭 2023
2023.3/18(土) 〜4/16(日)
東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、旧東京音楽学校奏楽堂、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、上野の森美術館 他
東京・春・音楽祭サポートデスク03-6221-2016
https://www.tokyo-harusai.com
※プログラム、チケット発売日などの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。