Tag Archive for 王子ホール

帰国10周年 赤松林太郎 ピアノリサイタル 音がこだまする時

前進し続ける豪腕ピアニストのパワーが全開!  稀に見る勢いで前進し続けるピアニスト、赤松林太郎。外交官を志していたが、2000年クララ・シューマン国際ピアノコンクールで第3位(1位なし)に入賞したのをきっかけにピアノの道へと突き進んだ。尊敬するフランス・クリダのもとパリのエコール・ノルマル音楽院で研鑽を積み、ヨーロッパ…

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) & アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ) 〜モーツァルト・チクルス〜(全3回)

現代屈指のコンビが天才の深奥に迫る  この公演のチケットが入手可能ならば、急いだ方がいい。王子ホールにおけるイザベル・ファウストとアレクサンドル・メルニコフのデュオだ。正攻法のアプローチに精妙なニュアンスをこめて楽曲の本質を抉る世界屈指のヴァイオリニストと、雄弁で生気に充ちた敏腕ピアニストの名コンビは、同ホールでベート…

銀座ぶらっとコンサート #126 西山まりえの歴女楽 Vol.5 アルバ公爵夫人〜スペイン情熱の恋物語

ゴヤのパトロンだった“美魔女”にフォーカス  官能的な肢体と、謎めいた視線。スペイン最大の画家、フランシスコ・デ・ゴヤの作品に登場する黒髪の美女、アルバ公爵夫人カイエターナ。楽壇きっての“歴女”と称される西山まりえが、歴史に名を残すヒーローやヒロインの人物像を、チェンバロやヒストリカル・ハープで綴ってゆくシリーズの第5…

銀座ぶらっとコンサート #124 通崎睦美(木琴) 〜にっぽん!〜

銀座で味わうノスタルジックな魅力  「買い物ついでにクラシックでも…」。そんな気分にばっちり応えてくれるのが、昼下がりの「銀座ぶらっとコンサート」。8月の第124回は「にっぽん!」をテーマに、通崎睦美が登場する。  通崎といえば音楽家としてのみならず文筆家としても、またアンティーク着物のコレクターとしても著名な才人で、…

王子ホール transit Vol.5 アレクサンダー・クリッヒェル(ピアノ)

“歌うピアノ”で聴きてを魅了  王子ホールが若き才能を紹介するシリーズ『transit』。第5弾はハンブルクの新星アレクサンダー・クリッヒェルが登場する。知的かつ人間味に富んだ音楽性を持ち、すっきりとした歯切れの良いタッチを自在に操る26歳。なんと数学者としての顔も持つ。22歳でソニー・クラシカルと専属契約を結び、最新…

王子ホール バロック・ライヴ劇場 第1回〜第3回

バロックの歓びに満たされる3夜  難しい理屈は抜きにして、とにかく聴いてみてほしい。そうすれば、心の琴線に触れる至福の時間がお約束できよう。王子ホールが放つ、瑞々しいライヴ感あふれるバロック音楽の新しいコンサート・シリーズ『バロック・ライヴ劇場』。それぞれバロック演奏の最前線を切り取ったような3つのステージは、いずれも…

王子ホール G-Lounge #18 ルー・クワール・デ・ラ・プラーノ

音楽の“ブイヤベース”!  みなさん、オック語というのをご存知ですか? これはフランス南部を中心とするヨーロッパの一部で使われている言葉。13世紀以降衰退したが存続運動も根強く、そのために活動する団体も少なくない。ルー・クワール・デ・ラ・プラーノもそんな1つ。2001年に結成されたこの男声コーラス・グループは、オック語…