Tag Archive for 川田知子

【CD】パッサカリア ザ・ベスト・オブ・チェンバロ/中野振一郎

 2011年に発表されたチェンバリスト、中野振一郎のベスト盤を高音質リマスター化。独仏を軸にスカルラッティ父子とソロ作品、ヴァイオリンの川田知子やフォルテピアノの高田泰治とのデュオ、コレギウム・ムジクム・テレマンとの協奏曲と、中野の幅広いレパートリーを俯瞰。リマスターにより、高音がまろみを帯び、中音域の響きがより豊潤と…

【CD】テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア/川田知子

 独バロックの巨匠テレマンの「無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」は1735年、作曲者自身の手で出版され、当時の大ヒット作に。しかし、今ではバッハの一連の無伴奏作品に取り組むため、必要な技術を習得する“前段階”の作品と位置付けられがちだ。だが、国際的に活躍する名手・川田知子は、時代特有の様式感を踏まえつつ、モ…

川田知子(ヴァイオリン)

バッハ体験の先にテレマンが見えてきた  2017年にバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲録音を完結させた川田知子が、この6月に昼夜一日で同曲を全曲演奏する。 「バッハの無伴奏作品は、ヴァイオリニストなら誰でも演奏しなければならない曲です。私も10歳くらいからソナタを弾き始め、コンクールなどで…

神戸国際芸術祭 2017 銀花の音色

世界的名手が集結する室内楽の祭典  初冬を迎えた港町に、“銀花の音色”が響きわたる。ウィーン・フィルのメンバーとして活躍する気鋭のチェリスト、ヘーデンボルク・直樹を音楽顧問に迎え、2006年にスタートした「神戸国際芸術祭」は、今やミナト神戸の風物詩の一つとして定着。11回目の今年も、ヘーデンボルク率いるピアノ四重奏団「…

海野幹雄(チェロ)

10回目の記念コンサートは素晴らしい仲間たちとの共演で  チェロ奏者の海野幹雄が毎年継続しているリサイタルが第10回の節目を迎える。「普通じゃないことをやりたいタイプなので」と笑う海野が組んだプログラムは、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス各々との二重奏を3曲に、ハイドンのチェロ協奏曲2曲という構成だ。 「ハイドンの…

川田知子(ヴァイオリン)

自然な流れをもつバッハを目指して  長年ソリストとして活躍し、近年は東京フィルのゲスト・コンサートマスターも務める実力派ヴァイオリニスト、川田知子が、J.S.バッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」全曲録音の第1弾をリリースする。彼女は今年デビュー25周年。その記念盤かと思いきや、むしろ自然な流れで実現したという。 「2…

川田知子(ヴァイオリン)

女性二人で聴かせる洗練されたデュオ 小林道夫、中野振一郎、福田進一、松本望といった名手との多彩な録音で知られるヴァイオリンの川田知子が、約3年ぶりに新譜を発表した。今回は「カワダ・トモコ・デュオ」というヴァイオリン・デュオ名義で、共演は会田莉凡。2010年のルーマニア国際音楽コンクールや、12年の日本音楽コンクールを制…