Tag Archive for サントリーホール・シリーズ

上岡敏之(指揮)

新日本フィルは今、変わりつつあります  2019/20シーズンが始まる9月から新日本フィルの音楽監督就任4年目に入る上岡敏之。3年のコラボを経た今、彼はかなりの手応えを感じている。 「メンバーそれぞれが自分の音の最大限と最小限を見極めるようになり、段々と“大きな室内楽”が可能になってきました。自発性も生まれてきましたし…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

就任4年目の開幕は、より深みを帯びた王道の名作で  上岡敏之が新日本フィル音楽監督に就任してから3年間、その共演は毎回のように充実の演奏とさまざまな話題を提供してきた。今秋からの4シーズン目は、シューベルトの全交響曲演奏を大きな柱として、その成果を広く知らしめていく。9月の開幕公演は上岡が登壇して、シューベルトの第4番…

ペトル・アルトリヒテル(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

歴代の巨匠たちから受け継いだチェコ音楽の真髄  スメタナが祖国チェコの伝説と自然を音に紡いだ連作交響詩「わが祖国」。有名な「モルダウ」をはじめとする6曲からなるこの連作交響詩は、単に土地の風物を巧みに描くだけではなく、民族復興の精神が標題音楽に結晶化しているからこそ、不朽の名作とされるのだろう。この作品は歴代のチェコの…

上岡敏之(指揮)

深化と進化を加えながら迎える3年目のシーズン  上岡敏之は、9月に新日本フィルの音楽監督として3年目のシーズンを迎える。就任後2年、彼は手応えを感じつつある。 「一つひとつ地道な作業を続けていくことで、深化と進化が無理なく進み、楽員との距離が縮まってきました。最も力を注いだのは、虚心に帰って楽譜を読むこと。日本独特の演…

新日本フィルが2018/19シーズンラインアップ発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が都内で会見を行い、2018/19シーズンのラインアップを発表した。墨田区は、すみだトリフォニーホール開館前の1988年から「墨田音楽都市構想」を掲げ、同楽団と連携。両者のフランチャイズ提携は30周年の節目を迎えた。会見では、今秋で就任3シーズン目に入る音楽監督の上岡敏之、ソロ・コンサー…

マルクス・シュテンツ(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

ヘンツェの魅力を解き明かす  2012年に86歳で亡くなったハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、戦後ドイツ音楽をけん引した作曲家だった。前衛音楽が一世を風靡した時代にもいたずらに技法追求の競争には加わらず、一時は左翼思想に傾倒するなどユニークな立ち位置を貫いた。その創作はオペラから交響曲まで膨大な量に上り、スタイルは融通無…