インタビュー

宮本益光(作詞/バリトン)&加藤昌則(作曲/ピアノ)

ある夫婦の互いの命との向き合い方を綴る  歌手・宮本益光が、訳詞や作詞をはじめとする豊かな文才も持ち合わせていることは、本誌読者ならよくご存知だろう。その彼のテキストによる自作自演の新作が、この2月に上演される。東京芸大時代の同期で、すでに多くの共作を生んでいる作曲家・加藤昌則とのコンビによる、バリトンとソプラノのため…

ロビン・ティチアーティ(指揮)

俊英が才能と意欲をこめた名スコッチに酔う!  気鋭指揮者中の最注目株ロビン・ティチアーティが、2月に待望の来日を果たす。1983年英国生まれの彼は、すでにコンセルトヘボウ管、ロンドン響、スカラ座、MET等々に客演している。2008年には25歳でザルツブルク音楽祭日本公演《フィガロの結婚》の指揮者に抜擢され、14年からは…

【WEBぶらあぼ特別インタビュー】ケリー=リン・ウィルソン(指揮)

 長身かつほっそりした女性指揮者、ケリー=リン・ウィルソン。しかし、ひとたびタクトを振り下ろせば、たちまち逞しい響きがあふれ出る。「熱く激しく、陰翳に富んでドラマティックな音楽が大好きです!」と語る彼女、新国立劇場で指揮するオペラ《蝶々夫人》の魅力を新しい観点から解き明かす。  「《蝶々夫人》のヒロインは可憐な女性です…

堀 正文(ヴァイオリン)

 N響ソロ・コンサートマスターの堀正文は、「N響での35年間に接した指揮者とソリストのパーソナリティや音楽観がひとつの財産」と語る。そのキャリアを違った形で生かしているのが《東京・春・音楽祭》。2014年に10年目を迎える同音楽祭では、N響による「東京春祭ワーグナー・シリーズ」やムーティ指揮の特別オーケストラにも出演し…

小川里美(ソプラノ)

今までにない《こうもり》をお見せします!  豊かな表現力を持った懐の深い歌唱で活躍する、ソプラノの小川里美。2月に東京芸術劇場と石川県立音楽堂の共同公演《こうもり》でロザリンデを歌う。 「《こうもり》は4度目ですが、ロザリンデをドイツ語で歌うのは初めてなので、やりがいを感じると同時に、緊張もしています。すごくチャーミン…

幸田浩子(ソプラノ)

日本の文化と風土のすばらしさを感じていただけたら  ドイツ・リューベック歌劇場の音楽総監督に就任するなど、国際的な活躍を展開する指揮者の沼尻竜典が、オペラの作曲に初挑戦。題材は、日本最古の物語「竹取物語」である。横浜みなとみらいホールで自身のタクトにより、世界初演に臨む。オペラの世界を知り尽くしたマエストロの“新作”だ…

リッカルド・シャイー(指揮)

このプログラムは“音楽の街ライプツィヒ”が誇る 輝かしい遺産です  この3月に、世界最古の自主運営オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、第19代カペルマイスター(常任指揮者)のリッカルド・シャイーと共に日本ツアーを行う。今年還暦を迎え、いよいよ円熟の域に達したシャイー。訪日を心待ちにしているという彼に…

IL DEVU(男声アンサンブル)

大人の優しさと懐の大きな愛  実力派の歌手とピアニストによる5人組IL DEVUが待望のファースト・アルバム『DEBUT-デヴュー』をリリースする。シューベルトの「シルヴィアに」カッチーニの「アマリッリ」など正統派の歌曲から、「川の流れのように」の壮麗な合唱ヴァージョン、本家(?)IL DIVO(イル・ディーヴォ)で有…

千住 明(作曲)

最初から最後まで聴き手を夢見心地にさせます  クラシックのみならず、テレビドラマや映画、ミュージカルなど、幅広いジャンルで活躍する千住明が書き下ろす《滝の白糸》は、泉鏡花の傑作小説『義血侠血』の初のオペラ化だ。これまでに何度も新派の舞台や映画になった題材を、現代日本の音楽文化の最先端を走る千住明は、いったいどのようなオ…

アラン・ギルバート(指揮)

名門オーケストラを率いる生粋のニューヨーカー  アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルハーモニック(NYP)の初来日は2009年9月、ちょうど前任者のロリン・マゼールから音楽監督のバトンを引き継いだ直後だった。アメリカ生まれの指揮者がこのポストにつくのはバーンスタイン以来、しかも日系人のギルバートは生粋のニューヨーカ…