【指揮者変更】山田和樹、沖澤のどか(以上指揮) オーケストラ・アンサンブル金沢&仙台フィルハーモニー管弦楽団合同公演

2マエストロ × 2オーケストラが生む極上の時間

*出演を予定していた指揮者の沖澤のどかは、スケジュール上、現時点で政府が求める防疫措置条件(待機期間)を満たすことができず出演が不可能となりました。代わって川瀬賢太郎が出演します(8/20主催者発表)。詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。

 石川県立音楽堂開館20周年を記念して、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と仙台フィルハーモニー管弦楽団の合同公演がひらかれる。オーケストラが2つなら、指揮者も二人。世界で活躍する山田和樹と、次代を担う沖澤のどかが指揮台に立つ。二人はともに、小澤征爾が優勝したことでも知られるブザンソン国際指揮者コンクールで第1位を獲得している(山田が2009年、沖澤が19年)。今回の演奏会では、かつてOEKの指揮研究員であった沖澤と、定期的に仙台フィルに客演している山田がそれぞれ馴染みのオケを振る。

 まず、OEKがご当地ドラマである『利家とまつ』のメインテーマを演奏。それに対し、仙台フィルは仙台とゆかりの深い大河ドラマ『独眼竜政宗』のメインテーマを奏でる。さらに続いてOEKは、室内オーケストラの定番であり、彼らの十八番でもあるプロコフィエフ「古典交響曲」を取り上げ、仙台フィルは、武満徹がテレビドラマ『波の盆』の劇伴を管弦楽曲にまとめた美しい作品を披露する。

 コンサート後半の2曲は合同演奏。山田が指揮を執る、2群に分かれた弦楽合奏で演奏されるバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」は興味津々だ。OEKと仙台フィルで2群に分かれるのであろうか。ラストは、沖澤の指揮で、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」(オルガン:黒瀬恵)。OEK、仙台フィル、そして石川県立音楽堂の独カール・シュッケ社製のパイプオルガンも加わった華麗な響きで締め括られる。
文:山田治生
(ぶらあぼ2021年9月号より)

楽都の響
2021.9/12(日)14:00 石川県立音楽堂 コンサートホール
問:石川県立音楽堂チケットボックス076-232-8632
https://ongakudo.jp