京都市交響楽団 × 石橋義正「火の鳥」記者会見

左:石橋義正 右:園田隆一郎
写真提供:ロームシアター京都

 2021年1月17日に開催されるロームシアター京都の開館5周年記念事業『パフォーマティブコンサート「火の鳥」』の記者会見が10月29日、ロームシアター京都メインホールで行われた。演出の石橋義正、指揮者の園田隆一郎が登壇し、ソプラノの森谷真理とダンサー・モデル・表現者として活躍するアオイヤマダがオンラインで参加した。

 同公演は、音楽・舞踏・美術が融合し、実験的な試みが体験できるという複合的なステージ。21年に没後50年を迎えるストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」を中心に、20世紀初頭、当時の最先端の芸術家とともに活動した「バレエ・リュス」の精神にインスパイアされたプログラム5曲が、それぞれのテーマに沿った演出によって披露される。

 “破滅”をテーマにしたラヴェル「ボレロ」では、アオイヤマダが特殊メイクとダンスを組み合わせたヘアメイクショーのようなステージを展開。“渇望”がテーマのラヴェル「シェエラザード」では、森谷の歌唱と舞台美術としての個性的な衣裳にも注目。「火の鳥」では“復活”をテーマに、ダンスや照明効果を生かした演出でクライマックスを迎える。

 石橋は「普段クラシックを聴く機会の少ない人とクラシックファンの両方に驚きと感動を伝えたい。音楽だけでも聴きごたえがあるが、美術的な要素や人間の身体の可能性、そしてテクノロジーを加えることによって新しい次の表現へのステップとなる」と意気込みを語り、一方、京都市交響楽団とは長い付き合いという園田は「色彩感豊かな曲が得意なオーケストラ。そこに演出がどのように関わってくるのか本当に楽しみ」と期待を寄せた。

ロームシアター京都
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